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<<   作成日時 : 2011/07/10 18:10   >>

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最近、カレンダーとにらめっこする時間が多くなった


ひとつは、活動が不調だから
もうひとつは、帰国後のことを考えて



登り坂をぐんぐんと上り、頂上まで来た時に見えたはずのゴールが
今は厚い雲がかぶさり、ゴールも目の前も見えなくなってきた


順調だったここ数カ月の生き生きした自分はどこへやら


世界で最も歩くスピードが遅い国 マラウイ
と日本のメディアで取り上げられたらしい

その通り、
日本人がおよそ時速5キロならば、マラウイは時速2キロ

のんびり、楽観的で、保守的な彼らの平和ボケした生活に

「時間通りに来い!」
「提出期限を守れ!」
「もっと真面目に考えろ!」なんて怒鳴っても響かない



「忘れた。なんだっけ?教えて。」
この言葉に毎日イライラさせられている

自分たちで決めた会議や提出日、
すっかり忘れていても、「じゃあ教えて」と開き直る姿勢

以前は
「だからね、忘れちゃだめだよ、管理職なんだから」と誘導していたけれど

もう限界

病院の管理職がこの様

いつも持ち歩いているそのスケジュール帳はいったい何だ!
単なるメモ用紙か、日記帳か



途上国の課題のひとつ、教育

マラウイの学校では、「助け合いの文化」が手伝って、カンニングは日常茶飯事

隣の席同士みんな同じ答えを書いている
絵を描かせるとみな同じ絵を真似てかく

学校で活動している隊員は、カンニング対策に苦労しているらしい

そんな環境で育ってきた人々


親に怒られても、上司に責められても、
数秒後には笑っているような立ち直りの早さ



これが文化で習慣だということは承知ですが

「医療の質」を求める人々にとって
これを文化や習慣だからと認めてしまっていいのだろうか


彼らのペースで少しずつ
とは言っても、

いったいいつになったら、「やるよ!」という言葉が行動に表れるのか

いったいどうやったら、「ごめんなさい。」と誤りを認めることができるのか


つくづく日本人の勤勉さと誠実さと比べてしまいがち


それでも「ここは、マラウイだから」と言い聞かせながら
もっとマラウイ人と同じ歩幅で歩かなければいけないけれど


同じペースで歩けば歩くほど、みえてくるマラウイの国民性の問題点


なんだか無理に5Sを押しつけているような気がして虚しくなったり
日本人の誇りを捨て切れずに価値観がぶつかってしまったりの毎日


勤務時間に、となりでチェスやコンピューターゲームをして笑っている同僚たちに
「おはよう」も言えなくなってきた


日本社会が恋しくなる


赴任して16カ月  
帰国まであと8カ月 


この厚い厚い雲の中で迷子になってしまった


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