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zoom RSS 国内5S基礎ワークショップ

<<   作成日時 : 2011/09/12 16:23   >>

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国内5S基礎ワークショプを開催しました

Workshop of basic 5S activity in Malawi
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これは、5月に行われた5S−KAIZEN広域研修の課題の一つであり、
マラウイのパイロット病院が全国展開に向けて行った5Sを導入するための基礎研修です


マラウイ保健省とJICA事務所からの支援をうけ、
パイロット病院である私の配属先のドーワ県病院と北部のムジンバ県病院が主催


参加したのは全国の県病院より、医療系ボランティアが活動している11施設、総勢35名

鍵となるのは日本人ボランティアです

5Sが生活習慣の一部のような日本人が、各施設でサポートすることで、
より効果的にスムーズに5S活動が導入できることを期待して
医療系ボランティアとそのパートナー2名を対象としました


まずは事前課題として、各施設の職場環境を見直し、問題意識を共通化するワークシート

これを作成することにより、お互いが日頃「おかしい」「これはよくない」と思っていることを話し合い、
5S活動に取り組むベースラインを整理しました


ワークショップは半日づつ2日にわたり実施

初日は、まず「フォトセッション」グループワークを通じて
参加者がある一つの5S導入前の病院環境の写真を見て、
問題点・予測されるリスク・解決策などを話し合います

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これは日本で学んだリスクマネジメントの手法のひとつ「KYT(危険予知トレーニング)」を参考にしました


問題意識が違う日本人ボランティアと現地スタッフにとって、共通した視点が出るかどうか心配でしたが
5Sを習得する前に、どのような意識や解決策があがるのかとても興味深いものでした


さて、次に5Sについての基礎知識・5Sツールの紹介です
言葉では理解していても、実際は「整理と整頓って何がちがうの?」という疑問がすっきりした人もいるのでは


病院をきれいにすることが目的ではないこと、
最終的に病院サービスの質の向上を目標にしたTQM(Total Quality Management、総合品質管理)につながる第一歩であることをイメージします


そして、初日の最後は「ポジティブアティチュード」という内容で、5S活動に不可欠な心構え
これは 氷山の一角という例えで表現するとおもしろいのですが


海面に浮かぶ氷の一角は、大きな氷山のたった一部にしか過ぎなく
その一角(10%)を知識や技術だとしたら、
海の中にみえる氷山の大部分(90%)はインパクト(効果)や態度(心構え)です

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つまり、人間が見える部分の一角である知識や技術を支えているのは、
態度や心構えであるということを、このイラストに例えて説明しています




さて、参加者の興味やモチベーションが上がってきたところで初日は終了!


翌日は、実際に5Sを導入しているパイロット病院であるムジンバ県病院の視察です・

前日に学んだ5Sツールがどこでどのように使われているか
宝探しのような気分で、参加者は夢中になりながら工夫点をさがしていました

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最後に、5S活動を現場で行うために必要なチーム(WIT Working Improvement Team)の紹介です

ドーワ県病院が実施している「月間5S活動シート」を紹介しながら、
現場の声として、プレゼンテーション初心者の看護助手さんが一生懸命に説明してくれました

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現場で成功するキーワードは、「メンバーシップ」だと言います
一人ではできない5S、
みんなのアイディアと協力と、維持するシステムがそろってはじめて継続される活動


しかしこの維持が難しいのです
パイロット病院である我がドーワ県病院は、5S活動を導入して4年目、
未だに維持の方法を模索している状態ですからね

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最後に、今回の5Sを習得した結果、問題点として挙げていた事前課題の職場環境を
具体的にどのように解決していくか、数カ月プランの計画書を作成してもらいました


ゲストとして参加した保健省は、5Sを導入した各施設をフォローしていくことが必要です


そして、たった一回のワークショップに終わらず、
次回はそれぞれの施設が導入した5S活動の紹介や評価、
さらにはS4とS5である標準化や躾、教育といった次のテーマを課題に、
アドバンスワークショップを計画していきます


研修の終了証は、半年以上かけて出来上がった5Sバッジの授与
デザインして業者にオーダーして、日本では数日でできるものが半年もかかりましたがいい仕上がりです

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これを終了証の代わりとして、「5Sに取り組みます」宣言として各参加者へ
そしてこのバッジを胸に「5Sリーダー」として各施設で胸をはって取り組んでもらえたら理想です


アンケートの結果からも、参加者の満足度は100%、次回に期待する声は98%と
はじめての同僚との大きなイベントにしては、大好評の結果に終わりました


時間管理のために「あと10分」というカードを提示したり、
お互いの病院が遠いため、何度もメールを送り合ったり、

直前には、いっしょにウガンダへ研修に参加したムジンバ病院のスタッフが急逝され、
当日は同僚と隊員の3名での運営となったりと

苦労も悲しみもありましたが、参加者の満足の声と笑顔に助けられました

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異文化の中でこのような研修を企画する大変さ、難しさを味わいながら
パイロット病院の使命としてひとつ課題が達成され、
離任までの目標が達成されていくよろこびを同僚と一緒に感じています


私「あと半年で日本へ帰るんだ」

同僚「半年か・・・」

まだ早いようだけど、その言葉のやりとりにさみしさがわいてきました





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